特設
2025.01.08
南極日記12/29(23)
昭和基地での生活は、朝6時半に朝食、7時45分から外で朝礼、その後、各持ち場で仕事がスタートします。
携帯電話は電波が無いので使えないことから、一人一台無線機を携帯し、無線で連絡しあいます。
私は午前中、宙空チームに同行し、観測用の機材が積まれたコンテナやアンテナエリアに行ってきました。地面を這うように引かれているケーブルに注意しながら岩場を歩きました。
ランチは、鰻。そこでスタミナをつけて、午後からは冷凍冷蔵の大量の食材の運搬作業をしました。様々な食材が大容量でありました。
その後、気象庁の職員で構成される気象チームが毎日、飛ばしているラジオゾンデという気球を飛ばす様子を取材してきました。詳しくは南極授業の時に取り上げますが、空高く上がっていく真っ白な気球には、計測機器が取り付けられており、上昇しながら気象データをとり、データを遠隔で送信してくるそうです。
今日はこの後、晩ご飯を食べ、20時から第65次越冬隊と南極授業の打ち合わせをして、一日の業務が終わります。
12月29日 16時半