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福島町立福島小学校 Fukushima Elementary School
TEL 0139-47-2004 FAX 0139-47-4365
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2024.12.17
1年生・2年生交流学習(吉岡小学校・福島こども園)2
1・2年生交流学習の追加の様子です。 みんなで楽しく、美味しい給食も一緒に食べました。
授業
1年生・2年生交流学習(吉岡小学校・福島こども園)
12月17日(火)に1・2年生と吉岡小学校さんと合同で福島こども園の年長さんをお招きし、「手作りおもちゃフェスティバル」の交流授業を行いました。 1・2年生の生活科の子どもたちが色々なゲームを作成し、遊び方を丁寧に説明したりしてとても楽しい時間を過ごしていました。
特設
南極日記(10)
今日から午前中は「しらせ大学」&「しらせアカデミー」がスタートしました。「しらせ大学」は観測隊の研究者による研究分野についての講義を、「しらせアカデミー」はしらせの乗員による講義をしてくださいます。 文系の私にとっては、理系研究の第一人者による講義内容がどれも新鮮で、興味深いものです。 午後からは昭和基地に入った後の安全対策やヘリコプターの乗り降りの注意事項などについて講義と実技による研修をしています。 そして、今日と明日は待ちに待ったソフトクリームの日で、この2日間は一人2回まで食べて良いことになっています。セルフでソフトクリームを巻くのですが、これがなかなか難しいですが楽しくもあります。今日の味はチョコレートで美味しかったです。 ランチはチキンカツをメインとしたボリューム洋食でした。 午前中に艦橋から「前方にイルカの群れを確認」というアナウンスが入りました。公室の窓からは見えなかったのですが、これから、いろいろな動物と会えるのかなとワクワクしています。 地図は現地時間の12/15 16:25の現在地です。
2024.12.16
福島町 青少年の主張大会
12月14日(土)に、福島町福祉センターにて「青少年の主張大会」が開催されました。小学生から高校生までの代表児童生徒が、学習や日々の生活から考えたことを発表しました。 福島小学校からは、6年生2名が参加しました。2人とも観客の前で堂々と自分の主張を話すことができ、見事金賞を受賞しました。SNSとも関わり方やあいさつの大切さについて、はっきりとした口調でわかりやすく話す姿に、多くの拍手をいただきました。
令和6年度 読書感想画・感想文 表彰式
12月16日(月)今年度の読書感想画・感想文の表彰式が行われました。 読書感想画・読書感想文で表彰された児童のみなさん、おめでとうございます。
南極日記(9)
今日は東経110度上での最後の海洋観測をしました。 南緯60度のプランクトンですが、昨日とは全然違う色で赤みがかった感じでした。 そして、本日、初氷山が視認されました。 以前、網走に赴任していた時に流氷は何度も見ましたが、このような氷山は初めて見ました。 海に浮かぶ姿がとてもきれいでした。この先の景色が楽しみです。 今まで、東経110度上を南下してきましたが、南緯60度からは地図のように西に進んでいきます。 地図は、現地時間の12/15 13:15の位置です。
南極日記(8)
日本独自で設定している「南極の日」(ノルウェーのアムンセン率いる探検隊が人類で初めて南極点に到達した日)である今日、南緯55度を通過しました。 このライン以南は、いわゆる特別地域扱いとなります。 しらせの船内では、今日から簡易郵便局が開設されました。 営業時間は限られていて、今日の営業時間に行くことができなかったので、窓口で手紙を出す写真は後日、送信できたらと思います。 午前中に行った海洋観測(東経110度、南緯55度)で採取したプランクトンは写真のように、昨日より濃く且つ緑がかった色に変わっていました。 ミズナギドリは一羽しか目撃できませんでしたが、昨日は黒っぽい色だったのに対し、今日は白っぽい色なので違う種類だと思います。 しらせでは、奇数日にレンタルショップが営業します。といっても無料です。昨日、DVDを借りてきました。 南緯55度以南の食事はカロリーが高くなるらしく、今日のランチはポークチャップでした。 艦上体育はあまりに風が強すぎて吹き飛ばされそうなので、揺れる船の1階から5階までを階段を登り降りして運動した気持ちになっています。 地図は現地時間の12/14 18:05の位置です。
2024.12.13
南極日記(7)
今日は東経110度、南緯50度で観測しました。プランクトンの色が、昨日とは全く違い、緯度5度の差で生物の生息の違いをはっきり感じています。実は、プランクトンの採取は写真の網を使って行っていますが、昨日から、それとは別にCPRという魚のような形をした装置も投入してプランクトンを採取しています。 網とCPRの違いは何かというと、網はピンポイントで深い場所まで採取できること、CPRは船尾に取り付け、船に引きずられる形なので海面付近に限定されるものの、船が移動している間のプランクトンの生息分布が分かるという特長があります。しかもCPRは100年近く前に開発されたもので、長い間、観測に使われているそうです。 海洋観測中に、ミズナギドリが2羽、仲良く飛んでいるのを見ました。オーストラリアを離れてから、しばらくは鳥の姿を見ませんでしたが、この先、プランクトンが多くなるにつれ、鳥も増えてくるそうです。おそらくプランクトンの種類の変化に伴い、鳥の種類も変わっていくのかなと楽しみにしています。 そして、今日は金曜日。毎週金曜日のランチはカレーライスです。カレーはカレーでも、毎回、違うカレーで今日はチキンカレーです。 地図は、現地時間12:05のしらせの位置です。
南極日記(6)
今日は東経110度、南緯45度地点で、2回目の海洋観測を行いました。 写真のように、採取したプランクトンの色が昨日と全く違いびっくりしました。 また、今日はArgoフロートとオーストラリア気象局から依頼されたブイの投入がありました。Argoフロートとは、写真の黄色いロケットのような形をしているもので、水深2000mまでの水質等を測定できる機械です。 これを写真のように箱に入れて、海に投入します。 この機械には、バッテリーとセンサーがついていて、海水の塩分や温度等の水質を調べ、衛星回線を通じて、その結果が送られてくる仕組みになっています。 今、世界中の国で、海の状況をくまなく調べるために、このような装置を投入し、データの共有をしているそうです、毎年、しらせから、この機械を投入しているそうです。 投入した機械は寿命が3~4年で、寿命が尽き海に浮かんでいるものは、見つけた船が回収しているそうです。このほか、海上保安庁による海底地形調査について取材してきました。 しらせの船底に搭載したマルチビーム音響測深機により、水深7000mまで、海底の様子を調べているそうです。 海図という海の地形図を作成するにあたり、まだ海底の地形が解明されていない場所を調べ、より詳しい海図の作成に役立てるそうです。 今、2030年までに世界中の海底の地形を明確にしようとする計画が進行しているとのことでした。 改めて、海については、まだまだ未知なことが多いんだなぁと感じました。 そして、皆さんの一番の関心事でしょうか?今日の晩ご飯は太刀魚の唐揚げでした。 地図は、現地時間の12/12 19:45のしらせの位置です。
2024.12.12
南極日記(5)
昨日までは日本との時差は-1時間でしたが、今日から-2時間となりました。 しらせの中に設置してある時計は、午前0時になった途端午後11時まで針が逆行します。 この先、15度ずつ西に移動するたびに、-1時間ずつ時差が変わっていきます。 今日から午前中に海洋観測がスタートしました。観測の内容については1/23の南極授業でも取り上げますが、東経110度上の南緯40度~60度まで緯度5度刻みで海水やプランクトンを採取して、水質や生態の様子を調べます。 この観測は30年以上前から、毎年、同じポイントで行っています。 そして、今日の晩ご飯にはワタリガニで出汁をとったかに汁が出ました。さらにサプライズで食後にアイスも出ました。アイスは週に1回のお楽しみです。 昨夜22時頃、艦橋に登っていました。南極はすでに白夜ですが、しらせが今、いる場所より南の方が日が沈むのが遅いことからか、水平線がオレンジ色になっています。 写真の青い光は、しらせが発しているライトです。とても幻想的な景色でした。 今のところ、船酔いすることもなく元気ですが、一日一日寒くなっています。今日は海洋観測のため、甲板に出た時はダウンを着たほどです。 地図は、12/11の午後7時25分のしらせの位置です。